警視庁での出来事⸌◦̈⃝⸍ 感謝を伝えたい𖤐
✿日本のニュースを見ていて思い出したエピソードがあります✿
私は2012年に無事に留学先の大学入試を合格し、実際は"合格出来るとは!"と、まさかの事態に大慌てでした。
そのあと大変なのが滞在許可(ビザ)の取得です。
私はビザ取得代行サービスが存在することすら知らず、しかも現地に日本人の頼れる知人も居らずで自分でどうにかせねばと、寝ても覚めても現地の役所のインフォメーションを翻訳し、必要書類を確認し、取得方法を調べて集めて…
今思い出しても涙が滲みそうなくらいとにかく不安でした(´•ω•̥`)
語学のレベルもまだまだ足りていると思っておらず、まさか一発合格するだなんて思ってもいなかったので正直準備不足、情報不足でした。
ビザの申請書類によっては
- 日本でしか発行できないもの
- 発行してから3ヶ月しか有効でないもの
- 書類を取得してまた他の役所に届けて次の手続きをしないといけない物…
様々ありましたが、その中の一つが無犯罪証明書。
私の時の場合、警視庁で書類を作って頂き、その書類を外務省に届けてアポスティーユ(外務省による公文書である事の証明)をつけて頂くことになっていました。
私は2012年の3月末に渡欧して6月の入学試験を受けて合格し、その夏休みを日本で過ごし、そして秋から入学予定でした。
日本での夏休み中はもちろん、ビザ申請の書類集めと取得方法調べで追われ、そしてその合間を縫って語学の猛勉強をしていたのを覚えています。
これから本格的な留学生活が始まるというのに、内心はもうすでにいっぱいいっぱいでした。
あまりの驚きの事態にそもそもなんで留学するんだろう、と考えた事もありました。
海外の大学に入ったら、帰国したい自分のタイミングではお家に帰って来れないし、
卒業するまで何年かかるかわからないし、
将来の可能性が広すぎて逆にビジョンを見失い、自分は将来何に、どういう風になりたいのかも分からなくなったりしていました。
そんな生半可な気持ちで入試を受けて合格したのかと反感を買うかもしれませんが、私が目指していたのは翌年の合格で、その年はまずは自分の力試しで記念受験のつもりでと挑戦し、その結果リラックスして試験を受ける事ができ、そして実力以上の力を発揮出来たような手応えすらありました𖤐
渡欧した当初は毎日のチャレンジが楽しくて、学びだらけの新しい生活にウキウキしていたのに、大学合格後は海外の大学で勉強するという夢が叶い、夢が現実となってしまった突然の驚きの出来事に今更大きな不安を覚えたりで、それまでエネルギーにしていた"挑戦することを楽しむ感覚"をすっかり忘れていたと思います。
そんな時に警視庁へ、その無犯罪証明書を取りに行きました。
その時に、その証明書が入った封筒を私に手渡して下さった方が、
"留学ですか?頑張ってくださいね。充実の海外生活になります様に、応援していますよ!"と声をかけてくださりました。
私の表情がよっぽど強張っていたか、頼りなかったか、情けなかったか、不安そうだったのか分かりませんが、彼には伝わってしまっていたんだと思います◟̽◞̽ ༘*
私はその瞬間にとてもとても救われたんです。そして初心を思い出し、腹を括ることができました。
計画より1年早いスタートだけれど、このチャンスに感謝して精一杯頑張ろう、力不足なら他の人の何倍も努力しよう、と。
きっと彼はこの私のブログは読んではいらっしゃらないとは思いますが、感謝をお伝えさせて頂きたいです◡̈
本当にありがとうございました❀