なるべく楽しい話題をシェアしていきたいのですが、今日は私と彼がこのプレゼント/景品を頂いて真面目に考えた事を書いていきたいと思います。
私はお引っ越しを機に、去年からシンプル生活を目指し、
- 物にこだわる
- お気に入りの物だけ保持する
- 無駄なお買い物は控える
- 無料の景品などは頂かない
…そのような事を心がけているのですが、今までに留学を経験して本当に沢山の事を考えたり学ぶ事が出来ました。
専門分野だけではなく、言語、文化、近隣国、世界について考えたり、そして世界から見た日本の独特の風習や素晴らしさについて気がつくきっかけにもなりました✿
今回の様な話題は私が日本に居た頃にはまだあまり聞きませんでしたが、留学先の大学では普通にオープンに議論していました。
そして今日書く内容は私個人の予想や考えになりますが、
読者の皆様にも一緒に考えて頂けるきっかけになればとても嬉しいです♩¨̮⑅
★プレゼントで貰ったシャープペンシルとボールペン
これらは一昨日、自宅の郵便受けに届いたとある会社からのプレゼントでした。会社名は書けませんが、"恵まれない世界の○○…への募金"(例えば子供達/国/動物達など)を集め、サポート活動をしているそうです☆
私の彼は、この会社に数年前に数ユーロだけ募金をしたそうです。
その会社から頻繁に、そしてカラフルな立派なパンフレットとともに郵送物が来ているのは私も知ってはいましたが、今回はお手紙と共にこれらの景品(ボールペンとシャープペンシル)が入っていました。
彼は、
"こんなプレゼントなんて贈られたら、後ろめたさでまた募金をしないといけないような、間接的な圧力を感じる"
と言っていました。
私は、
"こんなご立派なパンフレットやプレゼントが作れるなら、集めたお金を私たちが意図した所にちゃんと使ってくれるのか疑っちゃうw"とか
"そしてまた物が増える…"
´•ﻌ•`
というスタンスでその日は軽くあしらっていたのですが、
私は翌日それらを変に感じました。
なんでプレゼントが
汚れのあるペンと、壊れたシャーペンなの…?
これらは両方とも新品ではなさそうでした
(´•ω•̥`)
油性マジックみたいな汚れ…◟̽◞̽ ༘*
シャープペンシルの方は、どうやらノック部分が壊れていてカチカチしても出てきません。後を押したままの状態の時だけ芯が出て、手を離すと引っ込む新スタイル★
昨日の夜ご飯の時、彼とこの話題をしていたのですが、
"それこそ恵まれない国で、恵まれない子供達が強制労働で作らされていないといいよね…"
という雰囲気でこの話題は終わりました。
この会社がそうだ、という事が書きたいのではありません。
こういった問題は、私たちが一度だけいくらかを募金をしたところで世界はすぐには変わらないですし、
最近ではいわゆるファストファッションが流行して、そのお洋服はどこで作られてどこに流れていくのか…それも目を背けたい世界の社会問題になり、
だからといってファストファッションの工場でのお仕事が無くなる事は、そこで働いている彼らにとって死活問題になるわけで。。。
私にはどのようなことが出来るのか、素晴らしいアイデアは残念ながら浮かびませんが、
まずは何も知らずに、何も考えずに購入し、
"安くて流行の物が簡単に手に入るし、飽きたらすぐに手放せばいい"
といった考えが無くなる様に、私は切に願います。
その製品はどのような方々によって、どういった背景で作られ、そしてそこはどのような世界なのか、私はただ興味を持って頂きたいのです。
体を保温して守ってくれるお洋服にも感謝し、
そのオシャレなお洋服を作って下さる方々にも感謝し、
今私たちが生きられている•頑張れている環境にも感謝し、
支えてくれる周りの人達にも感謝し、
そして私達は毎日出来る事を出来る限り頑張り、
世界の問題をみんなで考えて協力し、
少しずつでも世界が良い方向に変わっていけばと願っています◡̈⋆*
今、世界はコロナ禍でものすごいスピードでどんどん変わっていっていますが、
このプレゼントを頂いた事がきっかけで、これからの世界がどうなっていくのか、たくさん考えた日になりました◡̈