語学、言葉の力ついて考えること☺︎*
以前の自己紹介の回にも書きましたが、私は2012年に渡欧しました✈️
あれよあれよという間に私の身を置く世界が変わり、また頑張らせて貰えるチャンスを与えて頂きました。
そこで生活する為に必要だったのが〝語学力〟
その時に住んでいたオーストリアのウィーンでA,B,C(アー、ベー、ツェー…)から始めたわけです。
ウィーン国立歌劇場前 2018.11.
4月頭にドイツ語教室(毎日コース★)に通い始めて、唐突に大学入学を志し6月中旬〜後半にかけての入学試験に向けて、専門分野の準備はもちろん語学学校の予習復習そして自分なりの勉強法で語学を基本から学びました🍀
先生方からも〝今年は諦めて来年に向けて準備しましょう〟と言われてしまいましたが、それでも諦めない私を暖かくサポートして下さりました。
ここまで基本から丁寧に、そしてみっちり新しい言語を勉強する事は後にも先にももう無いほど、とにかく必死に頑張りました☺︎
無事に入学に必要なB1レベルの資格を獲得し、大学内の入学試験と語学試験、そして口頭試験もクリアして入学となったのですが、合格発表の日は日本は台風🌬だったらしいです。
海外の大学まで進学すると思っていなかった母から、世界の色んな所で嵐を巻き起こさないの!こっちはこっちで忙しいんだから!と、喜んで貰えたのをよく覚えています😄
そして生活に慣れて来た頃に気が付いた事は、日常にある風景、例えばバスの停留所でわんちゃんに話しかけている奥様や、電車の中で子供に話しかけているママさんの言葉ほど
優しくて、聞き取りやすい速さ、そして選ばれている言葉自体が綺麗な事です。
綺麗な言葉…
それは日本語でもそう。
日本が大好きな海外出身の方で、とても綺麗に日本語をお話しされる方々がテレビで紹介されていたり、
はたまた生粋の日本人でも思春期を迎え、ちょっと悪ぶるのがカッコいい!なんて影響を受けてしまい、口から出てくる言葉はどんどん汚れる一方…なんて事も。。。
そう考えた時に、せっかく素晴らしい先生方に恵まれて新しい言葉を勉強させて頂き、母国語がドイツ語のオーストリアで出来る限り正しく、美しい言葉をこれからもしっかりと身に付けたいと思い、
新天地での学生生活ではなるべくドイツ語圏出身で、そして言葉が綺麗な方々に自分から話しかけて、プライベートの話も沢山して精神的にもお世話になり、そのお陰で専門の勉強をしながら言葉も上達したと思います🌷
“海外に行けば自然に語学力が身につく”
⬆︎
とよく言われますが、それは本当に嘘です。実生活で学べるチャンスは沢山転がっていますが、結局は自分の頑張り次第です。
特にウィーンは旅行者にも人気の都市で、観光客慣れしているお店の方もいらっしゃいますし、住んでいる日本人も多く比較的住みやすいため、10年以上住んでいるけれど日本人のコミュニティ内で生活していて言葉は必要ない…という方もお目にかかりました。
(その方の日本語もまさに10年以上前のものでした💦 まじーうまーい💓など😅)
言葉選びで人を判断するのは正しくないと思いますし、私なりの解釈になってしまいますが、例えば一緒にお仕事をさせて頂く上で、美しい言葉を話されている方は信用を得るのに近道だし、何より綺麗に越した事は無いなと素直に思います。
オーストリアはお隣のドイツに比べたらはるかに小さな国です。しかし同じ〝ドイツ語〟なのかと耳を疑ってしまうほど、オーストリアのドイツ語はとても訛りの影響の多い言葉が話されます。それはオーストリア内でもとても様々なのです💧
特に大学や職場など、出身地が様々な人達が集まっているわけで(だいたい私なんて日本だし!)、
訛りが強い人がいたり、言葉遣いがそもそも汚い人もいたりも様々です。
しかし外国人としてオーストリアで生活する以上、
ここまできたらそのオーストリアドイツ語が良い・悪いという話ではなく、
・正しいかそうでないか
・美しいか美しくないか…
そんな事を常々気をつけながら、これからも生活していきたいと思っています😊
これからも勉強!まさに一生勉強!ですね🍀
今日は久々に気持ちよく晴れたので、午後に彼と長めのお散歩をしてきました💓
明日は雪になるかもしれないそうです❄️
また素敵な一日になります様に…✨